ドイツ留学〜ドイツに着いたらやるべき手続き 編〜
Guten Tag!! みなさん、こんにちは。
先日、ドイツ留学に際して、日本でやるべき準備についての記事を書きました。
今回は、3ヶ月以上ドイツに滞在する人が、ドイツに到着したらやらなければいけない手続きについて、私の経験を踏まえてシェアしていきたいと思います。
ドイツでの滞在が3ヶ月未満の人はやる必要ありませんので、パスしてください。
日本でやるべき準備については、こちらをご参照ください。↓ ↓ ↓
ステップ1:住民登録(Anmeldung)
ドイツに到着してまず初めにやらなければならないことは、住民登録(Anmeldung)です。基本的にはドイツに到着したら1週間以内にやるべきとされています。
住民登録をして書類をもらわないと次のステップに進めないので、なるべく早く済ませてしまいましょう。
1-1. 住民登録ができる場所
住民登録は、自分の住まいの近くの市役所でできます。
ケルンの場合は、ケルン市内に10箇所ほどKudenzentrumという施設があり、そこでできます。
なお、自分の住まいが管轄外だと申請できないのでご注意ください。
1-2. 申請に必要なもの
・申請用紙
申請には申請用紙(大家さんのサイン入り)が必要です。
部屋を借りている人や寮に入っている人は、大家さんに言えば対応してくれると思います。
僕はホームステイをしているので、申請用紙をもらって来て、ホストファミリーに書いてもらいました。
申請用紙は、ネットからダウンロードできると色々なサイトなどに書いてあるのですが、僕は見つけることができなかったので、一度Kudenzentrumに行って、手に入れました。
・パスポート
パスポートは忘れずに持っていきましょう。
1-3. 申請の流れ
Kudenzentrumに着いたら、まずインフォメーションで「住民登録をしたい」と伝え、整理券をもらい、待合室で待ちます。
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自分の番号が呼ばれたら、指定された机に行きます。
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担当の人に住民登録をしたい旨を伝え、書類とパスポートを渡します。
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いくつか質問をされるので、それに答えます。僕の場合は「結婚しているか?」「いつドイツに来たのか?」「宗教は?」などと聞かれました。
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住民登録の紙をもらって終了。
といった流れです。申請は10分程度で終わったと思います。ドイツに着いたばかりで不安だと思いますが、書類とパスポートさえあれば問題ないので、心配する必要はないと思います。
ステップ2:携帯電話の契約
2-1. ドイツで携帯を使う方法
ドイツで携帯を使うには主に4つの方法があります。
1. 現地で携帯を契約する
2. SIMカードを購入し、日本の携帯に入れて使用する。
3. Wi-fiを契約する
4. フリーWi-fiだけで生き延びる
以上4つです。
プランにもよりますが、基本的に1,2は通話もすることができ、3,4はネットだけの利用となります。
実際、フリーWi-fiだけで生きていくことも、可能と言えば可能ですが、電話番号が必要になる場合があったり、普通にかなり不便なので1か2を選択するのが無難です。
また、使い慣れている携帯を使うことができるので、私は2番のSIMカードを購入することを強くおすすめします。実際に、私もSIMカードを買って使用しています。
ただし、SIMカードを使用するには、SIMフリーの携帯を持っているか、SIMロックを事前に解除しておくことが条件となります。
2-2. SIMカードを買える場所
ここドイツではSIMカードがかなり普及しているので、スーパーや携帯ショップなどで簡単に見つけることができます。
しかし、スーパーで買うのはやめて、TelekomやVodafone、O2など、通信会社の正規店で買うことをおすすめします。
というのも、ドイツではSIMカードに対する規制が厳しく、基本的に住民票がないと契約できません。スーパーなどの正規店以外で買った場合はチャットなどを利用して、審査を受けなければなりません。また、設定も自分でやる必要があります。
一方、正規店で購入すれば、その場で住民票とパスポートを見せることで契約できますし、設定も一緒にやってくれます。
実際に、私は最初スーパーでSIMカードを購入したのですが、チャットが繋げず、諦めて正規店で購入しなおしたため10€ほど無駄になってしまいました。
2-3. 契約に必要なもの
・住民票
先ほどちらっと書きましたが、SIMカードの契約には住民票が必要です。住民登録をした時にもらった紙を持って行きましょう。
・パスポート
ここでもパスポートは必要です。忘れずに!
・購入するためのお金
当たり前ですが購入するためのお金が必要です。
参考までに、私がO2のSIMカードを購入した時にかかった費用を紹介します。
SIMカード代:9.99€
1ヶ月分の利用料:15.00€(3GB+通話・SMS)
計24.99€
プランにもよりますが、50€あれば間違いないと思います。もちろんクレジットカード払いも可能です。
SIMカードの契約は、設定を含めて20分ほどかかりました。
ステップ3:銀行口座開設
次は、銀行口座を開設しましょう。VISAの取得にも銀行口座は必要です。
日本と同じように、ドイツにもたくさんの銀行があります。僕は最初にPostbankに行きましたが、VISAがないと口座は開けないと言われました。
次にSparkasseに行ったら、口座を開くことができました。学生VISAの取得には閉鎖口座(月々におろせる金額の上限があるタイプの口座)が必要なので、その辺も合わせて確認してください。
3-1. 口座開設に必要な書類
・住民票
銀行口座の開設にも住民票が必要です。
・パスポート
やはりパスポートは必要です。
3-2. 口座開設の流れ
銀行に着いたら、インフォメーションで口座を作りたい旨を伝えます。
僕はこの時に「1年だけ滞在するの?」と聞かれ、最初あまり聞き取れなかったので適当に「Ja(はい)」と答えたら、少し考えている様子だったので、聞き直して「3年ほど滞在する」と言い直したら案内してもらえました。
もしかすると滞在期間が1年未満だと口座が開けないのかもしれません。なので、1年未満の滞在だけど口座を開きたいという人は嘘でも1年以上滞在すると言った方が良いかもしれません。笑
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机に案内してもらい、必要な書類を見せます。
私は住民票とパスポートに加え、語学学校の入学許可証も見せました。ドイツで何をするのか、どのくらい滞在するのかなどの質問にも答えました。
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必要書類の確認が終わると、大量の紙がやってきます。
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説明を受けながら、たくさんの書類に署名をします。
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最後に書類やカードケースを渡されて手続き終了です。
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1週間ほどで家にカードと暗証番号が届きます。
私の銀行口座の開設はこんなかんじでした。銀行によって必要な書類が違ったり、人によって作る口座の種類が違ったりすると思いますので、自分にあった銀行口座を探してみてください。
ステップ4:VISA取得
ステップ3まで終わったら、ついにVISAの取得です。これさえ終われば、必要な手続きは全て終了です。VISAの取得は、皆さん少なからず苦労すると思いますが、これが最後だと思って頑張りましょう。
VISAの取得についてはこちらの記事にまとめましたので、ご参照ください。↓ ↓ ↓
それではみなさん、必要な手続きはパッパと終わらせて、最高の留学生活をお送りください!
何か質問等があれば、コメントしてくださいね。
それでは、さようなら〜。Tschüs!!