ヨシダのドイツ日記

このブログでは、留学、サッカー、言語、文化、などなど 皆さんにとって有益だと思われる情報や、私がドイツで生活をしていて感じたことなどをシェアしていこうと思っています。

【旅ブログ】第4弾!!Solingen 編

 

Guten Tag!!みなさん、こんにちは。

 

先日、タンデムパートナーとSolingen(ゾーリンゲン)に行ってきました。

とても素敵な場所だったので、みなさんにご紹介したいと思います。

 

タンデムに関する記事はこちら ↓ ↓ ↓

ars44c.hatenablog.com

 

ゾーリンゲンは、ケルンから北に約25キロほどのところに位置し、刃物が有名な街として知られています。

ケルンからであれば、 電車(RE)で約20分ほどです。

 

 

私たちはまず、ドイツで一番高い鉄道橋である、Müngstener Brücke(ミュングステナー鉄橋)へ向かいました。

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この橋は、ヴッパー(Wupper)川に架かる橋で、1893年〜1897年に架けられたそうです。長さ491m、高さ107mでドイツで一番高い鉄橋らしいです。

実際に見てみると、めちゃくちゃでかくて、圧倒されます。

 

この場所へは、Solingen Schabergという駅で降り、山を10分ほど下ると行くことができます。

割と斜面が急でしたが、斜面に滑り台やアスレチックがあり、楽しかったです。

 

 

川のほとりにあるレストランで、橋を眺めながらビールを飲んで休憩。

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そのあと、Schloss Burg(ブルク城)へ向かうことに。

Schloss Burgまでは、川のほとりの森の中を歩くこと約1時間ほどです。

約4キロあるので、若干遠いですが、森の中を歩くのは悪くありませんでした。

 

道中には、自分たちで漕いで川を渡る乗り物もあります。運賃は1ユーロです。

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ブルク城は山の上にあり、リフト(Seilbahn)で行くことができます。(徒歩でも行けます。)

運賃は片道2.5ユーロくらいだったと思います。

リフトからの眺めがとても綺麗なので、リフトで行くのがオススメです。

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お城の内部は民族博物館になっていて、入場料(5ユーロ)を払うとお城の中に入ることができます。

私たちは時間がなかったので、中には入りませんでしたが…

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今回は、Solingenをご紹介しました。

ケルンやデュッセルドルフからであれば、手軽に行くことができますし、1日あれば十分楽しむことができるので、時間がある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

ただ、結構歩いたりリフトに乗ったりするので、できれば天気が良い日に行くのをオススメします。

天気が良ければ、綺麗な眺めやヨーロッパの雰囲気がかなり楽しめると思います。

 

それでは、さようなら〜。Tschüss!!

まさかのGL敗退!?前回覇者・ドイツで見たワールドカップ

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Guten Tag!!みなさん、こんにちは。

 

4年に一度のサッカーの祭典、ワールドカップもついに終わってしまいました。

ほとんど毎日、ハイレベルの試合を見ることができましたし、ワールドカップを通じてたくさんの人と出会うことができました。

 

本当に、ワールドカップ様様です。

 

日本代表もグループステージを突破して、決勝トーナメントでも良い試合を見せてくれ、ワクワクさせてもらいました。

残念ながら、私の生活するドイツはグループリーグ敗退というまさかの結果でしたが、逆に珍しい経験ができたかなと思います。笑

 

また4年後と考えると随分先の話ですが、きっと、あっという間に次のワールドカップを迎えているんだろうと思います。

 

さて、今回私は、初めて日本以外の国でワールドカップを観戦しました。

そこで今回は、ドイツでワールドカップを観て、感じたことをまとめていきたいと思います。 

 

時間帯の違い

まず、これは日本と絶対的に違うことですが、試合が行われる時間帯が違いました。

 

今大会では、試合時間が日本の夜中であることが多かったため、多くのサッカーファンが睡眠不足に悩まされたのではないでしょうか?

 

一方、ドイツ時間では、基本的に試合は14:00,17:00,20:00に行われていたため、私は、寝不足になることなく、多くの試合を観戦することができました。

 

これは本当に良かったです。

 

まさかのグループリーグ敗退

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Fotos : Getty images

 

なんと言っても、一番驚いたのは、ドイツがグループリーグで敗退したことです。

 

前回覇者でFIFAランキング1位の強豪ドイツがグループリーグ敗退するなど、誰が予想したでしょうか?

ドイツがグループリーグで敗退するのは、西ドイツとして参加していた時代も含め、史上初だそうです。

 

優勝国でW杯を見られるかと少し期待していたので残念でしたが、逆に珍しい経験ができました。笑

 

敗退が決まった瞬間のドイツは、悲しみと怒りですごい怖かったです…

韓国に負けたというのもあって、同じ東アジア人として、その日は街を歩くのが少し怖かったです…笑 

 

余談になりますが、ドイツで生活をしていると「ニーハオ」と声をかけられることがしばしばあります。

私たちが欧米の人々の国籍を見分けられないように(中には見分けられる人もいるかもしれませんが…)彼らもアジア人を見分けることはできないようです。

東アジア人は、基本的に中国人だと思われていると思います。 

 

サッカー愛

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日本でもそうかもしれませんが、ほとんどのカフェやレストラン、バー、公園など、どこに行っても大きいテレビやスクリーンがあり、試合を観戦することができました。

ビールを飲みながら、みんなでサッカーを観戦する。これほど幸せな時間はありません。

 

また、ドイツの試合の時は、平日の昼間にも関わらず本当に多くの人が仕事を切り上げて観戦していました。

 

そしてこれは、私の周りにサッカー好きの人が多いというのもありますが、ドイツ人とワールドカップについての話をすると、とてもコアな話になります。

「あのプレーはどうだった」とか「もっとこうするべきだ」といった戦術的な話をたくさんしました。

たとえサッカーをやっていない人でも、多くのドイツ人はそれぞれサッカーに対する自分の考えを持っていて、議論ができることには驚きました。

 

ドイツ人は、論理的に考え、説明するということを小さい時から徹底的に学ばされるそうですが、今回のワールドカップを通してそれを感じるとともに、自分の考えや説明がいかに曖昧だったかということに気づかされました。

 

”サッカー”が生活の一部として、また、文化として根付いていることは非常に興味深いと感じました。

 

仕事観

先ほど、平日の昼間にも関わらず本当に多くの人が仕事を切り上げて観戦していたと書きましたが、そこで感じたのが、仕事観と労働時間の違いです。

私が通う語学学校でも、ドイツの試合があるということで、全ての授業が中止されて、パブリックビューイングをしました。

 

これに関しては、長くなりそうなので、別のエピソードでシェアしたいと思います。

 

サッカーは国境を越える

私がワールドカップを通じて特に感じたことは、”サッカーは国境を越える”ということと、”サッカーを通じて仲間ができる”ということです。

 

実際に、言葉が通じなくとも健闘を称えあったり、喜び合ったりすることができましたし(もちろん、試合中はバチバチしてますが…笑)、ワールドカップを通じてたくさんの友達ができました。

 

サッカーは素晴らしいと改めて実感しました。

 

まとめ

以上が、私がドイツでワールドカップを観戦して感じたことです。

 

色々、日本とドイツの違いなどを書きましたが、そんなのは微々たるものです。

サッカーを前に、国籍の違いなど大したものではありません。

 

ボール一つあれば仲良くなれる

 

ここにサッカーのすごさがあります。

 

今回のワールドカップを通じて、サッカーの素晴らしさを再確認するとともに、サッカーをやってきて本当に良かったと感じました。

 

もうすでに、4年後のワールドカップが楽しみです。

果たして俺はどこにいるんだろう…

 

今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

それでは、また〜。Tschüs!!

 

 

 

 

 

 

ここがすごいぞ日本!!海外で生活して分かった《日本のすごいところランキング》

 

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Guten Tag!!みなさん、こんにちは。


私は、ケルン体育大学でサッカーのコーチングを学ぶべくドイツに渡り、約3ヶ月が経ちました。

以前にも日本とドイツの違いに関するエピソードを書きましたが、海外で生活をしていると、日本では当たり前のことが海外ではそうではないことに気づかされます。

文化が違えば、違いがあることは当たり前で、それはどちらが良い悪いというものではないと思います。

しかし、そんな中でも「これがあったらいいのに」「日本のここがすごかったんだ」と感じることが多々あります。

今回は、私が感じた日本のすごいところを勝手にランキングにしてみたので、それについてシェアしたいと思います。

 

では、さっそく行ってみましょう!!

 

第5位 アニメ・漫画

第5位は、アニメ・漫画です。

ドイツで生活していても、インターナショナルパーティなどで、日本好きの外国人や日本語を勉強したい外国人に出会うことがあります。

彼らにその理由を聞くと、大抵「アニメ・漫画が好きだから」という答えが返ってきます。

日本に訪れる外国人の中にも、アニメ・漫画が好きという理由で訪れる人がかなりの割合でいると思います。

そう考えると、アニメ・漫画は重要な観光資源であると言えます。

 

日本のアニメや漫画は、世界でも相当人気があり、たくさんの言語に翻訳され、世界中の人々に愛されています。

アニメ・漫画は日本の誇るべき文化の一つである言えるでしょう。

 

正直、私はあまりアニメや漫画に詳しくないのですが、漫画の話で盛り上がって仲良くなるということも経験しました。

外国人と関わりたい人は、有名なアニメや漫画について知っておくと役立つかもしれません。

 

第4位 コンビニ

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 第4位はコンビニです。

日本のコンビニはまさにコンビニエンス(便利)です。

これは、海外に行ったことのある人なら誰もが感じることではないでしょうか?

 

もちろん、ドイツにもコンビニのようなものはありますし、国によっては日本と同じようなものもあるかもしれませんが、日本では当たり前の、24時間365日空いていて、どこにでもあり、品揃えが豊富でトイレも使えるという最強のコンビニは中々ありません。

 

日本で生活をしていると、コンビニは日常と密接に関わり合い、あるのが当たり前だと思われがちですが、海外に行く際は、コンビニはないと思った方が良いと思います。

 

第3位 鉄道

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第3位は鉄道です。

ドイツは、世界の中でも鉄道が発達している国として知られていますが、それでも日本の鉄道には敵わないと感じます。

ドイツでは、急に発着するホームが変わったり、終着駅が変わったり、普通は止まらはずの駅に止まらなくなったりということがちょくちょくあります。

日本ではそんなことは滅多にありませんよね。

また、時間通りに運行されていることはもちろん、都市部の駅の規模や車内のモニターなんかも、外国人が見たらびっくりすると思います。

日本の鉄道技術は本当にすごいです。

 

第2位 日本食

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第2位は日本食(和食)です。

日本食は、健康に良い食事として世界から注目されていますが、その中でも、特にすごいと思うのが寿司です。

世界中で聞いてみても、"SUSHI"を知らない人はほとんどいないんじゃないかと思うほど、みんな知っています。

考えてみてください。世界中の国々の有名な料理名を言えと言われていくつ思い浮かびますか?

その国の代表的な料理が世界中で知られているという国はそう多くはないと思います。

そう考えると、世界中で"SUSHI"=日本の料理と認識され、愛され、食されている。これってすごいことだと思いませんか?

 

第1位 トイレ

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生えある第1位は、、、トイレです!笑

なんだよ、トイレかよ、、と突っ込んだそこのあなた!

日本のトイレって本当にすごいんですよ。

私は、日本のトイレはダントツで世界一だと思っています。

少なくとも私は、日本よりも優れたトイレを海外で見たことがありません。

自動で便器の蓋が開いたり、ウォシュレット機能やサウンド機能があることは、海外のトイレでは考えられません。

特に私が恩恵を受けていたと感じるのは便座が温まる機能です。特に冬は助かりますよね。

それも海外では見たことがありません。

 

もう一つ感じるのは、日本のトイレはかなりプライベートな空間になっているということです。

日本のトイレはほぼ個室のような感じになっていますよね?

ところが海外では、本当に簡易的な仕切りだけで、見ようとすれば丸見えということもよくあります。

私は落ち着いてトイレをしたいタイプなので、アメリカに行った時に少し苦労しました。

 

場所にもよりますが、ドイツの男子トイレでもまれに個別の便器がないことがあります。

ただの溝があり、みんな壁に向かって並んで用を足します。

最初は少し抵抗がありましたがもう慣れました。笑

先進国のドイツでさえ、これですから、世界では、日本をスタンダードとすると考えられないことが沢山あります。

特にトイレに関しては、日本をスタンダードと考えない方が良いです。

 

まとめ

いかがでしたか?

以上が、私が考える日本が世界に誇れるものベスト5です。

結構オーソドックスな感じになってしまいましたが、これらは、ドイツに来て私が実際に感じたことです。

読んでもらうとわかるように、日本にいると当たり前のことが世界では決してそうではありません。

それを知ると、自分の視野が広がったり、様々なものの見方ができるようになると思います。

私はまだ世界のほんの一部しか知りません。これからもっともっと色んな世界を見てみたいと思います。

 

今回は、ベスト5として、5つを挙げましたが、これ以外にもたくさん日本の素晴らしいものがあります。それは、またの機会にシェアしたいと思います。

また、日本とドイツの違いに関する記事も書いているので、まだ読んでない方は是非こちらも読んでみてください。

 

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それでは、さようなら。Tschüs!!

 

 

 

 

 

意外と知らない世界のこと〜世界の地域区分と人口分布編〜

 

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Guten Tag!!みなさん、こんにちは。

 

さて、今回は世界の地域区分と人口分布について記事を書きたいと思います。

 

4年に一度のサッカーの祭典、ワールドカップもベスト4が決まり、いよいよ大詰めです。

そんなワールドカップを観ていて、ふと思いました。

「アジアってどこまでだっけ??」

「世界中の人々はどのように分布しているのだろう??」と。

 

日本に住んでいると、世界を俯瞰的に見る機会というのは、あまりないと思います。

ドイツに住んでいても、これといった違いはありませんが、日本にいた時と比べると他の国や地域に関しての情報を得る機会が多いような気がします。

例えば、テレビのニュース番組などでも、日本と比べて他国のニュースを扱う割合が多い気がします。

これは、日本が島国であるのに対して、ヨーロッパでは国が隣接していることや、日本と比べて外国人が住む割合が高いということが理由として挙げられると私は考えます。

 

世界を俯瞰的に見ることが必ずしも必要だとは言えませんが、それをすることで様々なおもしろい発見がありました。

今回はそれをシェアしていこうと思うので、良かったら見ていってください。

 

 

世界の地域区分

地球上には現在、約195の国家があるとされています。

そしてそれらは、基本的に以下の6つの地域に分けることができます。

地理の授業でやりましたよね?流石にこれは皆さんご存知かと思います。

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アジア

ユーラシア大陸ウラル山脈カスピ海黒海を結ぶ線から東の地域。

ヨーロッパ

ユーラシア大陸の西部。

*ロシアとトルコはアジアとヨーロッパにまたがる。

アフリカ

アフリカ大陸および周辺の島々。

*エジプトはアフリカとアジアにまたがる。

アメリ

北アメリカ大陸カリブ海の島々。

南アメリカ

南アメリカ大陸と周辺の島々。

*パナマ南アメリカと北アメリカにまたがる。

オセアニア

オーストラリア大陸と太平洋の島々。

*インドネシアオセアニアとアジアにまたがる。

 

アジアの地域区分

次に日本が属するアジアの地域区分について見ていきます。

私は、母国が属する地域にも限らず、アジアについて全然知らなかったことに気がつきました。

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東アジア

日本・韓国・北朝鮮・中国・台湾・モンゴル

東南アジア

インドネシア・フィリピン・ベトナムラオスカンボジア・マレーシア・シンガポールブルネイ・タイ・ミャンマー東ティモール

南アジア

インド・パキスタンバングラデシュスリランカ・ネパール・ブータンモルディブ

中央アジア

カザフスタンウズベキスタンタジキスタントルクメニスタンキルギス

西アジア 

アフガニスタンサウジアラビアイラクアラブ首長国連邦カタールバーレーンクウェートオマーン・イエメン・イラン・レバノン・シリア・ヨルダン・パレスチナ

*以下の国家はヨーロッパに含まれる場合もある。

イスラエル・トルコ・キプロスアゼルバイジャンジョージアアルメニア

 

 地域別人口分布

国連の調査(2015年)によると、世界の総人口は、約73億8300万人であり、地域別の人口統計は以下のようになりました。

アジア:約 44億1990万人(約 59.9%)

アフリカ:約 11億9437万人(約 16.2%)

ヨーロッパ:約 7億4081万人(約 10.0%)

アメリカ:約 5億7195万人(約 7.7%)

南アメリカ:約 4億1644万人(約 5.6%)

オセアニア:約 3954万人(約 0.5%)

これを見ると、世界の人口の約60%が日本が属するアジアに分布していることが分かります。

また、ヨーロッパの人口が意外と少ないことにも驚きました。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、地域区分と人口について基本的な情報をまとめました。

私は、何事においても、物事を俯瞰的に見るということは大切だと考えています。

全体像がつかめると、自分を客観的に見ることができたり、視野が広がると思うからです。

今回は、世界について俯瞰的な視点で見てみましたが、個人的には、今まで本当に小さな世界で生きていたということを実感するとともに、”世界の全地域に足を踏み入れる”という新たな夢ができました。

 

また、様々な視点でブログを更新していきたいと思います。

 

それでは、さようなら。Tschüs!!

 

 

VAR(ビデオアシスタントレフェリー制度)はサッカーをどう変えるのか?

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Photograph courtesy of FIFA

 

Guten Tag!!みなさん、こんにちは。

 

世間はワールドカップでまさにサッカー一色ですね。

私が生活するドイツは、まさかのGL敗退。

「優勝国でW杯を見れるか!?」と少し期待していたので、残念です…

 

そんな中、日本代表は見事にGLを突破し、ベルギー戦でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

ドイツでも、たくさんの人から「日本は良い試合をしたね」と言ってもらいました。

 

さて、今回はそんなW杯で初めて導入されたVAR(ビデオアシスタントレフェリー制度)をテーマに、記事を書いて行こうと思います。

 

 

まず、なぜこの記事を書こうと思ったかというと、W杯を観ていて、ビデオデバイスによって判定をするシーンが目立ち、個人的には少し違和感を感じたからです。

VARは、日本で行われた2016年のFIFAクラブワールカップで、FIFA主催大会として初めて導入されました。

その大会の試合後、レアル・マドリードジダン監督は、「すべてがクリアになることは良いことかもしれないが、混乱が起きる気がする。慣れるしかない」と語っています。また、同じくレアル・マドリードルカ・モドリッチ選手も「好きではない。試合に集中したい」と語っています。

今回のW杯を観ていて、彼らや私のように、違和感を感じた人は少なからずいるのではないでしょうか?

 

VARとは??

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Photograph:Simon Hofmann/FIFA via Getty Images

まず、VARについて簡単に説明します。

VARは Video Assistant Referee の略で、ゴール・ライン・テクノロジー(GLT)と並んで、サッカーの試合において、テクノロジーを活用して審判を助けるサッカーの審判補助システムの一つです。

具体的には、誤審が疑われる判定があった場合に、モニタールームで試合をチェックするビデオアシスタントレフェリーが、無線を通じて主審に助言をすることができるというものです。

また、必要があれば、ピッチ脇に設置されたモニターを使い、主審自らプレーを確認することができます。

ただし、VARを用いる対象となるのは、以下の4つのプレーに限られます。

1.得点に関わるプレー

2.ペナルティキック(PK)に関わるプレー

3.退場(レッドカード)に関わるプレー

 *イエローカードに関わるプレーは対象外

4.間違った選手への警告・退場判定の確認 

VARの歴史

FIFA主催の大会では、日本で行われた2016年のクラブワールドカップで初めて導入されました。

ワールドカップでは、今回のロシア大会が初めての導入となります。

FIFA主催大会以外でも、ブンデスリーガ(ドイツ)やセリエA(イタリア)では、すでに導入されており、近い将来、Jリーグでも導入されることになると考えられますが、今はまだ準備の段階のようです。

今大会におけるVAR

FIFAの集計によると、今大会(2018年ロシアワールドカップ)の1次リーグ48試合で335件のプレーがVARの対象となりました。

主審が自ら映像を確認したのは17件で、そのうち14件の判定が覆りました。

 

また、7件ものペナルティキック(PK)がVARによって認められ、今大会でのPKは24件と、まだ決勝トーナメントを残しているにも関わらず、これまでの最多記録である18件を優に越しています。

 

また、アディショナルタイムの平均は、前ブラジル大会の5分19秒から6分15秒へと延び、グループFの最終節ドイツvs韓国の例では、後半ロスタイムが9分となり、2得点が生まれるという異例の展開となりました。

VARのメリット

誤審を防ぎ、フェアな判定が下せる

VARのメリットは、何と言ってもすべてが明確になり、多くの誤審が防げるということです。

近年、ますますスピードアップしているサッカーの展開において、たった4人の審判団で、フィールド上の22人の選手たちのプレーを隈無く観察し、判定を下すということはかなり難しくなってきています。

また、カメラ技術などテクノロジーが進歩し、観客がプレーを再度確認できるようになったことで、審判に対する不満や批判が増えてきました。

そんな中で、プレーの状況を一番把握しなければならない審判がプレーを見返すことができないというのは、確かにおかしなことだったのかもしれません。

VARを使えば、明らかな誤審を防ぐことができ、よりフェアな判定ができるようになると考えられます。

これによって選手やサポーターも納得感を得られたり、審判に対する批判を防げるという点でもポジティブな効果が考えられます。

試合の高潔性の改善

また、VARは試合の高潔性を改善するという点でも期待されています。

例えば、シュミレーション(ファールをもらうためにわざと倒れたりすること)は通用しなくなりますし、審判の目の届かないところで行われた不正行為も罰することができます。

このことはフェアプレーとされている日本にはプラスに働くかもしれません。

VARの課題

前項で、VARのメリットについて書きましたが、一方でまだ課題も残されています。

スピード感

VARの導入が検討されていた時に、特に議論されていたのがこのテーマについてです。

主審が直接モニターを通じてプレーを確認するためには、どうしても一度試合を止めなければなりません。

そうすると、サッカーの魅力の一つである”スピード感”が失われてしまうのではないかという懸念があります。

確かに、何度もなんどもビデオ判定となると、見ている側としては少し退屈感を覚えると思いますし、数プレー後にPKなどの判定がされると少し変な感じがします。

コスト

VARを導入するとなるともちろん、カメラを設置しなければなりませんし、ビデオアシスタントレフェリーの人件費もかかります。

Jリーグの全ての試合で導入するとしたら、どれだけのコストがかかるのか、計り知れません。

ルールの統一化

かといって、「J1だけ導入する」というのはどうなのかと思います。

現時点で、育成年代の試合や地域のサッカーリーグでVARが導入されるということはまずないでしょう。

私は、同じ競技である以上ルールは同じである必要があると思います。

育成年代の試合や地域リーグへの導入は無理だとしても、せめてプロリーグでは統一してほしいものです。

VARによってサッカーはどう変わるのか

ファールの基準が厳格化

リアルタイムではファールではないと思っても、後からスローで見返すとファールだったということが良くあります。

特に、ペナルティエリア内でのプレーに対する判定は慎重にならざるを得ません。

例えば、ロシアワールドカップのイランvsポルトガルポルトガルがハンドでPKを取られたシーン。後からスローで見返すと、確かに手に当たってはいますが、あれをリアルタイムで笛を吹く審判は少ないのではないでしょうか。

このように、VARの導入により、特にペナルティエリア内での判定において基準が厳格化されると私は考えています。

戦術の変化

ファール基準が厳しくなることによって、戦術も変わってくると思います。

チーム戦術としては、いかにペナルティエリアに侵入させないか(あるいは、侵入できるか)が以前よりも重要になってきます。

個人戦術としては、いかにノーファールでディフェンスできるかが重要になり、ディフェンスにとっては対応がかなり難しくなるでしょう。

個人的には、ゴール前での激しい攻防が好きなので、それが薄れてしまわないよう願っています。

”一点の重み”が軽減

サッカーは、スポーツの中で、最も得点が入らないスポーツの一つです。

だからこそ、点が入った時の盛り上がりや感動があります。

VARの導入により、得点は間違いなく増えます。

得点がたくさん入ることは、観客にとって良いことなのかもしれませんが、これによって、”一点の重み”が軽減され、得点時の感動が薄れてしますのではないかと私は少し心配しています。

商業的観点から

サッカーは、野球やバレーボールなどとは違い、時間が決められています。

時間が決まっていると言うことは、テレビの放送やコマーシャルといった商業的な観点においてサッカーの魅力の一つでした。

しかし、VARの導入により、アディショナルタイムに大きな開きが生まれます。

大きなといっても、2、3分程度なのでそれほど大きな問題ではないとは思いますが…

サッカーが機械化される??

「サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする」という、デットマール・クラマーの有名な言葉がありますが、この言葉の中には、「理不尽なこともあるけれど、相手をリスペクトし、それを受け入れることも必要」という趣旨の考えが含まれているように感じます。

審判も人間なので、ミスもします。最近は審判に対して、猛烈に抗議をする選手が増えたような気がします。

この要因の一つとして、以前は覆ることが滅多になかった判定が、VARの導入により、覆せるようになったということがあげられると思います。

抗議をして、判定が覆るのであれば、選手や監督が抗議をするのは当たり前です。

しかし、「審判をリスペクトして、文句は言うな」という教育を受けてきた私には、このことはよく写りません。

機械に頼って、全てを正しい判断に塗り替えるということは必要なのでしょうか?

理不尽な判断だったり、シュミレーションだったり、全てを含めて”サッカー”だと思って育って来ましたし、その”サッカー”を通じて、人間として成長することもできると思っていたので、VARの導入には少し違和感を覚えます…

 

 

VARに関しては賛否両論あります。

私は、賛成か反対かと問われれば反対です。

理由は、サッカーが機械化されてしまい、技術やパワーだけが重視されるサッカーになってしまうような気がするからです。

しかし、技術の進歩により、観客がプレーを再確認できるという現実がある以上、審判もそれを利用しない手はないとは思います。

VARはまだ新しく、十分でないところがあります。

これから様々な議論を重ねて、ベストな形でサッカーに取り込まれることを願っています。

 

 

今回も読んでいただきありがとうございます。

みなさんも意見があれば是非お聞かせください。

 

それでは、さようなら。Tschüs!!

 

 

 

 

【旅ブログ】第3弾!!Dernau〜Altenahr 編

 

Guten Tag!!みなさん、こんにちは。

 

先日、ホストファザーと一緒にサイクリングに出かけました。

とても素晴らしい場所だったので、皆さんにもご紹介したいと思います。

 

サイクリングをしたのは、Dernau(デルナウ)からAltenahr(アルテンアール)までの往復20キロほどです。

 

デルナウとアルテンアールは、ケルンから南に約50キロ、アール川のほとりにある街です。

この辺りは、山と山に挟まれた谷のような地形で、ワインの産地として知られています。

斜面一面のワイン畑と西洋の歴史が感じられる建物の共演は本当に絶景でした。

その光景は、日本ではなかなか見られないと思うので、とてもオススメです。

日本人にはあまり知られていないと思いますが、ドイツやヨーロッパの中では、そこそこ有名な観光地だそうです。

実際に、私たちが訪れた時も多くの団体客が来ていました。

 

私たちはまず、車でデルナウに向かいました。

下の写真は、道中、車から降りて撮ったデルナウの街です。ジオラマのようでとても不思議な感覚でした。

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デルナウで自転車に乗り換えて、アルテンアールを目指しました。

アール川に沿って、ワイン畑の中を進みます。

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途中には、自転車と歩行者専用のトンネルがあったり、古い橋があったりと全く飽きることがありませんでした。

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アルテンアールには30分ほどで到着しました。

山の上に古いお城があるということだったので、麓に自転車を置いてハイキングをすることに。

山を登ること約15分ほどでお城に着きました。

このお城(Burg Are)はなんと1095年に建てられたようで、その歴史はほぼ1000年前まで遡ります。

1000年も前にこんな山の上に建物を造ったと考えると本当にすごいですよね…

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教会の鐘の音色と共に、この城址から見下ろした街並みは最高でした。

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お城からの眺めを楽しんだ後は、麓のレストランで少し休憩。

せっかくなので、名産のワインをいただきました。(ついでにイチゴのパフェも…笑)

普通の赤ワインよりも少し色が薄く、甘さは控えめで、とてもすっきりと飲むことができました。

辛口の赤ワインが好きな人はきっと気に入ると思います。

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ワインとパフェを堪能し、少し休んでデルナウまで戻りました。

帰りは下りだったので、とても楽チンで20分かからずに着いたと思います。

 

今回私たちは、自転車を積んで車で移動しましたが、もちろん電車で行くこともできます。

 

参考程度にケルンからの行き方を載せておきます。

Köln Hauptbahnhof(ケルン中央駅)からRB26に乗り、Remagenまで行きます。RemagenでRB39に乗り換えるとDernauまで行けます。

時間は1時間20分ほどで運賃は11.50ユーロです。

 

自転車があれば、サイクリングをオススメします。

本当に気持ち良いです。

ドイツは自転車の道路がとても整備されていて、たくさんのサイクリングコースがあります。緑も豊かですし、自転車好きの人には本当にオススメです。

 

サイクリングでなくとも、特にアルテンアールは、古いお城やたくさんのレストランがあり、十分に楽しめると思います。

ワイン好きの方や、日本では見られない風景が見たい方はドイツに来ることがあれば是非、足を運んで見てはいかがでしょうか?

 

それでは、さようなら。Tschüss!!

ドイツでも賞賛の声??【W杯】試合後に見せた日本人サポーターの行動が世界で脚光を浴びる

 

Guten Tag!!みなさん、こんにちは。

 

4年に一度のサッカーの祭典ワールドカップで世界中が盛り上がっていますね。

毎日ハイレベルな試合が観れて、サッカー好きにはたまりません。

「ワールドカップのせいで睡眠不足」という人も多いのではないでしょうか…

 

日本も1勝1分けと好スタートを切っています。

ぜひ、グループステージは突破してもらいたいものです。

 

私は今ドイツで生活をしていますが、前回の優勝国であり、FIFAランキングトップの国というだけあって、流石に大盛り上がりです。

ドイツでワールドカップを観ていて何より嬉しいのは、試合時間が夜中ではないということ。

おかげで、睡眠不足になることなく、ほとんどの試合を観ることができています。

 

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日本人サポーターのある行動が世界で話題に…?

皆さんもご存知かと思いますが、先日行われた日本vsコロンビア戦の後、日本人サポーターが行った”客席のゴミ拾いをする”という行動が世界で脚光を浴びています。

2対1で強豪コロンビアを破った後、日本人サポーターは自分たちが持ち込んだゴミ袋を片手に、列の間を歩き回ってゴミを拾い、会場を綺麗にしていきました。

このことは、イギリスのBBCをはじめとする世界各国のメディアやSNSを通じて、「素晴らしいお手本」「世界のサポーターも見習うべき」「サムライブルーのサポーターは、一度もこの良きマナーを欠いたことがない」などと絶賛されています。

また、セネガル戦では、試合終了後に両チームのサポーターが一緒になってスタンドを掃除する映像が話題となりました。

こういうのを観ると、サッカーを通じて世界はもっと平和になるような気がします。

やっぱり、サッカーは素晴らしいです。

 

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ドイツでも大きな話題に

今回の日本人サポーターによる行動は、私が生活するドイツでも、新聞に取り上げられたり、駅のニュースが表示されるスクリーンに表示されたりと、非常に大きく取り上げられています。

昨日家に帰ると、ホストファミリーがその記事を見たようで、「やっぱり日本は素晴らしい国だね、ドイツ人も見習わないと!」と言ってくれました。

これを言われた時や、駅でニュースを見たときは、とても嬉しかったし、日本人としてとても誇りに思いました。

 

以前、他の記事でも書きましたが、ドイツではゴミ箱がたくさんあるのにも関わらず、たくさんのゴミが落ちています。

10m歩けばゴミ箱があるのにポイ捨てをしたり、車の窓から平気でゴミをポイポイ捨てたりします。

文化の違いはあると思いますが、これだけは納得できません。

このニュースををきっかけに、ドイツ人のポイ捨ても減ってくれると嬉しいです…

 

「来た時よりも美しく」という言葉が表すように、”自分たちが使ったところは自分たちで綺麗にする”という考え方は日本特有の考え方かもしれません。

日本では、学校は自分たちで掃除しますよね?

しかし、海外ではそれは稀で、ほとんどは業者が行うそうです。

どちらが良い悪いではないと思いますが、今回の日本人サポーターの行動には、こういった背景も影響しているのかなと感じました。

 

そのほかにも、日本には素晴らしい文化や考え方がたくさんあります。

今回のような形で、日本の良い部分をもっともっと世界に発信していけると良いですね。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。

日本とドイツの違いについてまとめた記事も書いたので、よかったら読んでみてください。

ars44c.hatenablog.com

 

ars44c.hatenablog.com

 

それでは、さようなら。Tschüs!!