ドイツへサッカー留学したい人へ
Guten Tag!! みなさん、こんにちは。
今回は、ドイツサッカー留学について、私の経験を踏まえて書いていきたいと思います。
これからドイツへサッカー留学を考えている人がいれば参考にして頂けると幸いです。
ドイツサッカーリーグの仕組みとレベル
さて、まずはドイツサッカーリーグの仕組みについて軽くまとめてみます。
ドイツには、皆さんご存知のブンデスリーガから始まり、10以上の社会人リーグが設けられています。
リーグの名称は地域によって異なることもあるようですが、私がプレーするMittelrhein では以下のようになっています。
1部: Bundesliga (ブンデスリーガ)
2部: 2.Bundesliga (ツヴァイテブンデスリーガ)
3部: 3.Liga (ドリッテリーガ)
4部: Regionalliga (レギオナルリーガ)
5部: Oberliga / Mittelrheinliga (オーバーリーガ)
6部: Landesliga (ランデスリーガ)
7部: Bezirksliga (ベツィアクスリーガ)
8部: Kreisliga A (クライスリーガ A)
9部: Kreisliga B (クライスリーガ B)
10部: Kreisliga C (クライスリーガ C)
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ドイツリーグのレベルについてですが、3部以上は完全にプロの世界。
4部、5部でもプロサッカー選手として生計を立てている人もいるようです。
日本の高校や大学で全国、地方レベルでプレーをしている人であれば、この4部、5部でも十分にやっていけると思います。
ドイツサッカーリーグの良いところは6部7部でもお金がもらえるということ。
7部でも固定給がもらえるチームもありますし、7部までは大抵勝利給が出ます。
日本でそれほど高いレベルでやっていなくても、真剣にサッカーに取り組んできた人であれば、6部、7部で全然プレーできると思います。
ドイツに来るべき時期は?
ドイツのシーズンは、基本的にはヨーロッパのプロチームのシーズンと同じです。
前期は8月末から12月中旬まで、後期は2月末から6月中旬までとなります。
チームによって変わりますが、だいたい、シーズン開始の約1ヶ月半前からプレシーズンが始まります。
なので、日本からドイツに来るべき時期は、遅くともプレシーズン期間、ベストはシーズン終了の1ヶ月前くらいだと思います。
というのも、シーズンが始まってしまうと、チームを見つけるのはやはり難しくなりますし、大体5月末には来シーズンの体制が決まって、新チーム作りが始まっていくので、5月末から6月中にプロベ(練習参加)をしていくと比較的スムーズにチームが決まるからです。
チームの見つけ方、代理人は必要?
多くの人が「どうやってチームを見つけるの?」ということを疑問に思っているのではないでしょうか?
そして、実際に代理人はつけなければならないのでしょうか?
それは自分のプレーしたいレベルによって変わってきます。
実際、サッカー選手として上を目指してドイツにやってくる人のほとんどは代理人を通していると思います。
4部以上でプレーをしたい場合、自分の力だけでチームを見つけるのはかなり困難なので、代理人が必要でしょう。
ただ、6部、7部であれば必ずしも代理人が必要なわけではありません。
実際に私は代理人を通していませんし、7部のチームであれば、きちんとコンタクトを取れば間違えなく練習参加はさせてもらえます。
上を目指している能力の高い選手が代理人を通していても、結局最初は6部や7部からスタートということも結構あるので、自分でやってみるというのも一つの選択肢だと私は思います。
ただ、代理人を通さないということは、家や銀行口座の開設、VISAなどすべてを自分でやらなければならないので、そこは覚悟が必要です。
私も苦労しましたが、まあ結局はなんとかなりますし、とても良い経験になるので、私は自分でやってみることをオススメします。
チームの探し方ですが、まずは自分のやりたいレベルと家からの距離などを考えて所属したいチームを絞ります。
Fupaというサイトでドイツの社会人チーム全て探すことができるので、それを活用したり、実際に練習を見に行ったりすると良いと思います。
チームが決まったら、メールもしくは、直接行って、練習参加したい旨を伝えます。
あとはプレーでアピールして、うまくいけばチームが決まります。
その他の選択肢としては、知り合いに紹介してもらうということもできます。
実際これが一番楽です。笑
ドイツにはサッカーをやっている日本人がたくさんいるので、その人たちと知り合えばチームを紹介してもらえるかもしれません。
というわけで今回は、ドイツにサッカー留学をしている人が気になりそうな情報をまとめてみました。
もし、何か質問等あればコメントください。
それでは、さようなら〜 Tschüss!!